車田STREET!!

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風魔の小次郎(5)

単行本コメント

■■■6巻■■■
最近、健康の大切さをよく考えるようになってきた。健康であればこそ、うまい物もくえるし、どこへでも行ける。
そしてがんばれば、なんでもできるような気がしてくる。
ところが、病気になるとそうはいかない。多くのことができなくなるし、気持ちまで暗くなる。
人間、不自由のない健康な体をもっているということは、幸福の原点にいるというような気がする。
■■■7巻■■■
人間は、多かれ少なかれ恥をかいている。
恥をより多くかいている者が、大人だといえるかもしれない。
ただ、その恥の現場をだれかに見られるか見られないかで、その人間の評価はずいぶん違ってくる。
生涯カッコよく生きたいと思ったら、ド恥の現場を絶対他人に目撃されないように気をつけよう。
そうすりゃあ、きみも熱血漫画にでてくるクールな二枚目だ。
■■■8巻■■■
十年一昔という。その勘定でいけば、オレもこのマンガ屋という世界に、足をつっこんでから、はや一昔以上過ぎちまったことになる。
あっという間でもあり、ついこのあいだのことのようでもある。
だが「最高におもしろい作品をつくろう!!」という、情熱と力(パワー)だけは、一昔前と少しも変わるところがない、と自分では思っているのだ。
■■■9巻■■■
躁鬱症というのがある。理由もなく落ちこんだり、はしゃいだり、そのふたつが交互に襲ってくるのである。
漫画屋には、その病に悩まされている先生方が、大変多いと聞いていた。
また、その病にかからなければ、一流の漫画屋ではない、というようなことをいう人間もいた。
最近オレ自身、精神の躁鬱が激しいような気がするが・・・。
オレもついに、一流の漫画屋にでもなっちまったのか・・・!?
■■■10巻■■■
禁煙をして、もう一年にもなる。オレがきっぱりとタバコをやめたのを見て「おまえ、今までフカしてただけだろう。そうでなければ、禁煙なんて
成功するわけがねえ」と、いったバカがいた。
自分の意志が弱いからといって、人の意志力まで同じに判断するな。
人間てえのは、なにか本当に願かけるものがあれば、信じられないほどの意志の強さをもつことができるんだ。

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